人事制度は「社員を育て、会社の業績を伸ばす」仕組みです!
「企業は人なり」の言葉は、働き方改革が進められている、これからの企業のあり方の中で、最も重要なキーワードとなるでしょう。どんなに企業戦略が優れていても、そこに働く従業員の能力・やる気が不足していては、会社が十分に機能せず、熾烈な企業競争を勝ち抜くことが困難となります。その中で、人事制度は単に給与額を決定するのみではなく、社員のやる気・能力を向上させ、そして成果を上げる仕組みでなければなりません。
人事制度が目指すものとは?
まず経営者が望む社員像・管理者像を社内に明示し、浸透させることが重要です。これにより社員にとっては努力すべき方向が明確になり、かつ公平な評価とそれに基づく処遇がなされる制度を構築することにより、高いモチベーションを維持していける環境を作り出します。
4つの制度から構成される「デキる社員を育てる」人事制度
制度を構築するための絶対条件として次のようなものが挙げられます。
●社員が育つ仕組みが第一として設計されていること。
●企業戦略や方針が反映できる評価システムとなっていること。
●コンピテンシーに基づく評価システムとなっていること。
●昇給は企業予算に応じた総額管理を行えるものであること。
●現場で運用できるシステムであること。
人事制度を導入するメリットを整理すると・・・
業種によって求められる要素や形は異なりますが、御社にベストな人事制度を模索し、実行することは、経営者や社員、そして会社にとって大きなメリットとなります。
人事(評価)制度策定コンサルティング
企業内の人事制度を整備も社労士の重要な仕事となります。これまで培ってきたノウハウを活用しながら、問題を洗い出し、御社にとってベストな制度を構築するお手伝いをさせていただきます。
プロジェクトで作成
制度づくりは管理者、一般社員で構成されたチームで行います。多くの階層の方が参加することで、トップダウンではない、現状に合った制度作成が期待できます。
社員の能力向上が目的
会社目標と社員の目標が共通であることを認識します。社員の能力向上が最大の目的です。
導入・運用が簡単
導入時の混乱・運用時の問題がなく、賃金の増加は必要としません。
プロジェクトで作成
具体的な着眼点による絶対評価によって、公正公平な評価を実現。評価結果はポイント制で昇給に反映し、総昇給額は予算内で適正に配分します。
経営方針・戦略の実践
仕事調査と評価の着眼点の明確化により、戦略や方針を社員全員に徹底し、 実践させられます。この実践が人事評価に反映されます。
人事制度策定の流れ・スケジュール
プロジェクトの開始
・メンバーの決定
・人事制度の意義を確認
・フレームワーク作業
新しい「デキる社員を育てる人事制度」の概要を説明。
資格制度の確立
・仕事調査(仕事しらべ作業)
・資格等級規定作成
資格制度の等級数を決定し、現在の仕事を等級に分類。
評価制度の策定
・評価の時期、回数決定、シート作成
・望まれる社員像のまとめ
・評価の着眼点作成(I・II 級)
評価時期、評価手順、評価要素を決定。何をすればS評価となるかを決定する。
個人目標制度の作成
・評価の着眼点作成(III・IV 級)
・個人目標、通信教育制度の導入
人事制度運用の手引き作成&評価者訓練
評価者用の新しい「人事制度運用の手引き」を作成
評価の方法について、評価者を訓練する。
新しい給与制度設計&新給与制度運用ソフトの作成
・人件費予算に基づく給与制度の設計
・パソコン・ソフト作成
教育訓練制度の設計
全体研修、管理職研修、中堅研修、一般職(新人)研修、職種別研修の内容決定